Nikon用中古レンズの選び方|FマウントとZマウントの違いを初心者向けに解説
こんにちは!MARBLEです!「中古のニコン用レンズを買ってみたいけれど、FマウントとかZマウントとか、AF-SとかAF-Dとか、型番の意味がまったくわからない…」——ニコンユーザーの方から、いちばん多くいただくのがこのお悩みです。実はニコンのレンズは、種類が多いぶん「見分けるポイント」さえ押さえてしまえば、中古市場でとてもお得に手に入るジャンルでもあります。この記事では、カメラを始めたばかりの方に向けて、Nikon用中古レンズの選び方を一つずつ整理していきます。
Nikonのレンズマウントは「Fマウント」と「Zマウント」の2種類
まず大前提として、レンズは「マウント」というカメラとの接続規格が合っていないと取り付けられません。ニコンのマウントは、大きく分けて次の2種類です。
Fマウントは、1959年から60年以上使われ続けてきた、ニコンの一眼レフ用マウントです。D5600、D7500、D750、D850といった「Dシリーズ」のカメラがこれにあたります。歴史が長いぶん、純正・サードパーティを合わせた対応レンズの数がとにかく膨大で、中古市場でもっとも数が出回っているのがこのFマウントです。
Zマウントは、2018年に登場したミラーレス一眼用の新しいマウントです。Z 50、Z 5、Z 6、Z 8などの「Zシリーズ」が該当します。マウントの内径が55mmと大きく、レンズとセンサーの距離(フランジバック)が16mmと短いのが特徴で、設計の自由度が高く、新しい光学設計のレンズが次々に登場しています。
ここで大事なのは、「自分のカメラがDシリーズなのかZシリーズなのか」を最初に確認することです。ボディの正面や上面に書かれた型番を見れば、すぐに判別できます。
中古で狙うならFマウントが圧倒的にお得な理由
結論から言うと、コストを抑えて望遠や高倍率ズームを手に入れたいなら、狙い目は断然Fマウントです。理由は3つあります。
1つめはタマ数の多さ。60年以上の歴史があるので、中古市場に出回る本数が桁違いです。需要と供給のバランスから、価格も落ち着いています。
2つめはサードパーティ製レンズの豊富さ。TAMRON(タムロン)やSIGMA(シグマ)といったレンズ専業メーカーが、長年Fマウント用のレンズを作ってきました。「サードパーティ=格下」というイメージを持つ方もいますが、これらは光学性能に定評があり、純正より手頃な価格で手に入ることが多い実力派です。
3つめはZシリーズでも使えること。ニコン純正の「FTZ」というマウントアダプター(マウントの違うレンズをつなぐ変換アダプター)を使えば、FマウントのレンズをZシリーズのミラーレスに装着できます。つまり、今Dシリーズを使っている方が将来Zシリーズに乗り換えても、レンズ資産を引き継げるということです。
Nikon用中古レンズの型番の読み方|AF-S・AF-P・DXの意味
ニコンのレンズ名には暗号のような記号が並んでいますが、意味がわかると一気に選びやすくなります。初心者の方が押さえておくべきは、次の3つだけで十分です。
AF-S / AF-Pは、レンズの中にオートフォーカス用のモーターが内蔵されているタイプです。どのボディに付けてもピント合わせが自動で動きます。AF-Pのほうが新しく、ピント合わせが静かでスムーズなのが特長です。
AF / AF-Dは、レンズ側にモーターがなく、カメラ本体側のモーターで動かす古いタイプです。ここが要注意ポイントで、D3000番台・D5000番台といったエントリークラスのボディは本体にモーターを持っていないため、これらのレンズを付けるとオートフォーカスが使えず、手動でのピント合わせ(マニュアルフォーカス)になります。安く売られている理由がここにあることも多いので、購入前に必ず確認しましょう。
DX / FXは、対応するセンサーサイズの違いです。DXはAPS-C(少し小さいセンサー)専用、FXはフルサイズ対応を意味します。DXレンズをフルサイズ機に付けると画面の周りが欠けてしまうため、フルサイズ機をお使いの方はFX表記を選んでください。逆にFXレンズをAPS-C機に付けるのは問題ありません。
目的別|初心者におすすめのNikon用中古レンズの焦点距離
「結局どれを買えばいいの?」という方のために、撮りたいものから逆算した選び方をまとめます。
運動会・発表会・スポーツなら70-300mmクラス。校庭の反対側にいるお子さんの表情まで引き寄せられる焦点距離です。中古なら手を出しやすい価格帯で見つかるので、最初の望遠レンズとして王道の選択肢になります。
野鳥や飛行機、月なら100-300mmクラス以上。より遠くの被写体を大きく写したいときは、望遠端の長さがそのまま満足度につながります。手ブレしやすくなるので、シャッタースピードを速めに設定するのがコツです。
旅行やお散歩なら28-200mmクラスの高倍率ズーム。広く写す側から望遠側までを1本でカバーできるので、レンズ交換の手間もカバンの重さも減らせます。「どれか1本だけ」という方には、これがいちばん失敗が少ない選択です。
マーブルカメラのおすすめ商品
マーブルカメラでは、中古レンズ・カメラを厳選して取り揃えています。Nikon(Fマウント)用の望遠ズーム・高倍率ズームも常時ご用意しており、4,000円台から始められる価格帯が中心です。すべて動作確認を行ったうえで、レンズの状態も個別にチェックしてから出品していますので、「中古はちょっと不安…」という初めての方にも選んでいただきやすいラインナップになっています。
よくある質問
Q. 手持ちのニコンのカメラに、そのレンズが付くかどうかはどう確認すればいいですか?
A. まずカメラの型番を確認してください。「D」で始まるならFマウント、「Z」で始まるならZマウントです。商品ページに「Nikon用」「Fマウント」と書かれていれば、Dシリーズにそのまま装着できます。Zシリーズの方は、FTZアダプターが別途必要になります。
Q. サードパーティ製(TAMRON・SIGMA)のレンズは避けたほうがいいですか?
A. いいえ、避ける必要はありません。特に望遠ズームや高倍率ズームでは、純正より手頃な価格で十分な写りが得られるものが多くあります。ただし、ごく一部に新しいボディとの相性が出る個体もあるため、購入前に対応機種の記載を確認しておくと安心です。
Q. 中古レンズで最初にチェックすべきポイントは何ですか?
A. レンズ内部のカビ・クモリの有無、ズームリングとピントリングの動きの滑らかさ、そして絞り羽根が正常に動くかの3点です。届いたら明るい方へレンズを向けて内部を覗き、各リングを一通り動かしてみてください。
まとめ
Nikon用の中古レンズ選びは、①自分のカメラがFマウントかZマウントかを確認する、②AF-S/AF-Pかどうかでオートフォーカスの可否を判断する、③DXかFXかでセンサーサイズを合わせる——この3ステップさえ押さえれば、もう迷うことはありません。とくにFマウントは中古市場が充実していて、望遠デビューにこれ以上ないほど条件のそろったマウントです。気になる1本を見つけたら、まずは手にとって「遠くのものが大きく写る」あの感動をぜひ味わってみてください。
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